ウルサンテクノパーク - 韓国の自動車部品イノベーションセンター

By Sheelagh Kononenko
01 Oct 2010

イノベーションセンターの Andrew Kim 氏は、無限に近いPULSEアプリケーションについて取材班に語りました。


Automotive | Case Study

ウルサンテクノパーク

ウルサンテクノパークの自動車部品イノベーションセンターは、主に部品製造業(一次請け、二次請けとも)に携わる顧客に試験サービスを提供しています。ブリュエル・ケアーのPULSEプラットフォーム、LDS加振器、そしてマイクロホンアレイやトランスデューサが、すべて自動車のNVH・振動試験・環境試験・材料試験用の実験施設で使用されています。


ウルサンテクノパーク(UTP)は2002年に設立され、韓国政府とウルサン市当局によって合同で所有されています。その目的は、大学、企業や研究機関といったリソースを一箇所にまとめ、研究、試験、製造のための施設・設備を提供することにより、この地域を技術革新の中心地とすることです。

自動車部品イノベーションセンター

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Andrew Kim氏 は以前、現代自動車に勤務し、もっぱらブリュエル・ケアーの製品を使用していました。
ウルサン(Maegok-dong, Buk-gu, Ulsan)にある自動車部品イノベーションセンター(APIC, The Automotive Parts Innovation Center)は、UTPの自動車研究施設です。この施設は、韓国のYeongnam 地域における自動車部品企業の技術革新、品質改善、起業支援を促進しています。55000平方メートル以上の敷地面積があるこの施設は、全フロア面積が19000平方メートル以上あり、インフラに1240億韓国ウォン、設備に480億韓国ウォンを費やしています。学位を持った60人以上の従業員が働いています。主に部品製造業(一次請け、二次請けとも)に携わる顧客に試験サービスを提供することにフォーカスしています。双竜(サンヨン)自動車や現代(ヒュンダイ)自動車、ルノーサムスンを含む韓国の自動車メーカーも UTPを利用しています。今日、UTPはハイブリッド車や電気自動車に特に注力しており、この分野での韓国のコンピテンスセンターとなることを目標にしています。

品質の問題

APICの試験および信頼性のチーフマネージャである Andrew Kim氏は、2004年にUTPに入るまで、現代自動車に10年ほど勤務していました。プサン国立大学の機械工学の修士を取得し、現在博士論文に取り組んでいるKim氏は、UTPの最新の試験施設の設計や試運転に大きな影響力を持ちました。施設内には、カットオフ周波数が125Hzで暗騒音レベルが20dBAより低い半無響室、そして4つの恒温室、最新の衝突試験設備、油圧式のロードシミュレータや、耐久試験用の多軸油圧加振システムがあります。


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「UTPに入る前は現代自動車に10年ほど勤めており、測定にはブリュエル・ケアーの製品やソリューションばかり使っていました。UTPでは、自動車のライフサイクル評価のためのNVH(Noise, Vibration, Harshness)振動試験や、環境試験に特に注力しています。」とKim氏は言います。

Kim氏は、顧客が試験・実験システムを選択する際にアドバイスすることにより、大きな影響力を持っています。「実際、我々のお客様が、プロジェクトで使ったソリューションを購入までするということは、珍しくありません。」

UTP のシステム

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UTP のアレイ
UTP は現在、4年前に購入した2つのPULSEシステム(17チャンネルCフレーム、および34チャンネルDフレーム)を所有しており、さらに投資して増設する計画があります。「私は特にハードウェア・ソフトウェアの両面で、PULSE プラットフォームに、好感を持っています。今後は、後処理用に PULSE Reflex Core や Modal を使おうかと考えています。我々は、アレイ技術における、ブリュエル・ケアーの際立った専門知識にも強い関心を持っています。」

UTP は非定常STSF(Spatial Transformation of Sound Fields, 音場の空間変換)用アレイをスキャニングロボットとセットで持っており、また、半無響室での音源探査や音響パワー測定用の円形アレイも持っています。

他にも、材料試験用のインピーダンス管、マイクロホン、加速度ピックアップ、パワーアンプなどのブリュエル・ケアー製品があります。また、LDSの加振器が幅広く活用されています。V875は耐久性/ライフサイクル試験用に、V9は恒温室で振動試験用(研究開発、および耐久/ライフサイクルの両方)に使用されています。
 


製品の品質は UTP にとってきわめて重要です。「ブリュエル・ケアーの製品やソリューションは高額ですが、品質や信頼性は優れています。データの正確さとあわせて、結局初期コストを上回る成果が得られます。」とKim氏は説明します。




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