音源探査

製品から放射される騒音を効率的に低減するために、どのような設計変更が最適なのかを判断する際には、次のような特性を明らかにする必要があります。

周波数成分
影響の大きい音源の位置
影響の大きい各音源の相対的な寄与度

音源探査は、このような特性解析を行うための様々なツールを備えています。

"ホットスポット" サーチ

インテンシティ測定をオンラインで行い、対象物の表面上でインテンシティプローブを移動させることによって、主要な音源の位置を特定することができます。この方法は概観を得るために非常に有用です。ただし、 " ホットスポット " の定量化や、結果の文書化が難しい面もあります。

マッピング
インテンシティマップ(分布図)を作成し、対象物の各部分がどの程度の音を放射しているかを文書化することによって、騒音放射の " ホットスポット " の位置を特定することができます。スペクトル分析とマップを組み合わせることによって、特定の周波数帯域におけるホットスポット探査が可能になります。たとえば、気に障る純音成分に着目している場合などに有用です。

ランキング
インテンシティマップの音響パワーをもとに、対象物全体の放射量、特定部分の放射量、あるいは個別の " ホットスポット " の放射量を求めることができます。これらをランキングすることによって、対象物全体からの音の全放射量に対して、特定の部分や " ホットスポット " がどの程度寄与しているのかを容易に評価できます。したがって、どこを設計変更すれば最大の効果が得られるかを特定できます。

先進的な手法
インテンシティを直接測定するのではなく、STSFのような高度な手法を用いれば、より対象物の表面に近い位置において、より高い空間分解能でインテンシティレベルを求めることができます。さらに非定常STSFを用いれば、時間の関数として解析を行うことができるため、動的な騒音放射や過渡的な音源に対しても適用できます。

  
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